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2006年07月08日 新宗連青年会、「ユースフォーラム2006」を開催

新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)主催の「ユースフォーラム2006」が7月8、9の両日、三重県伊勢市の神宮会館で開催され、加盟14教団から196人が参加しました。

テーマは『祈りと平和~世界平和の第一歩は祈りから~』。「祈り」に焦点をあてた同フォーラムは、自然やいのちの尊さを再認識し、一人ひとりの信仰の原点を確認し合うことがねらいです。
初日には、工学博士の宇田成徳氏が『幸せにしかなれない話』という演題で講演を行いました。この中で宇田博士は、自然界の調和は、互いに助け合う自然の法則に沿っていると説明。人間も自然と同じように、助け合う生き方が幸せにつながると強調しました。
2日目には、伊勢神宮の皇大神宮(内宮)で正式参拝が執り行われた後、三輪和平・神宮司庁広報室神宮宮掌が『神宮式年遷宮と御木曳行事』をテーマに講演を行い、式年遷宮の歴史と意義を説明しました。
参加者の一人は「他宗教の人と話をし、他者を思いやる心はまったく同じなのだと確認し合いました。儀礼儀式は違いますが、『世の中をよくしていこう』という目的に向けてともに歩んでいきたい」と語りました。

(2006.07.14記載)