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2006年07月25日 WCRP国際青年委員会が緊急アピールと急募

深刻化するイスラエル軍とイスラーム・シーア派民兵組織ヒズボラとの軍事衝突など中東情勢を受け、WCRP(世界宗教者平和会議)国際青年委員会はこのほど、『レバノンおよび中東全域を取り巻く暴力の連鎖を止めるための緊急アピール』を発表しました。併せて、全世界の青年宗教者から「いのちの尊厳をまもるためのメッセージ」を急募。中東全域のWCRP加盟団体、関係団体のほか、同地域の為政者に送付することを決定しました。

WCRP国際青年委員会のジアド・ムーサ委員長と松本貢一副委員長(本会青年本部長)の連名でまとめられた中東情勢に対する『緊急アピール』は7月25日、世界中のWCRP加盟団体、関係団体に向けて発表されました。また、今月末に開催される「WCRP青年世界大会」に向け、世界9カ所で行われてきた「青年事前会議」の全参加者に対しても、インターネットやファクスなどを通じて一斉送信されました。
アピール文では、同青年委員会の取り組みや7月中旬に開催された「WCRPイスラエル・パレスチナ青年事前会議」(エルサレム)の内容を紹介した上で、「暴力の停止、暴力の連鎖の停止を求め、安全な社会の実現に向け、祈りを捧げます」と平和構築を願う宗教者の姿勢を表明しています。
また、併せて急募された「いのちの尊厳を守るためのメッセージ」の締め切りは8月5日。同委員会によると、世界各国の青年から多数のメッセージが寄せられており、中東全域の宗教指導者や為政者に送付するための準備が進められているそうです。
なお、アピール文の全文、メッセージに関する詳細は、立正佼成会ホームページ「Cheers!  あなたの熱い心」で紹介されています。http://www.rk-youth.org/

(2006.08.04記載)