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2006年08月12日 海外教会・拠点など9カ国を結び「世界青年会議」開催

本部と海外教会・拠点をインターネットでつなぎ、各国の青年会員たちが世界平和への貢献を話し合う「世界青年会議/ワールド・ユース・ミーティング」=主管・教務部(国際伝道グループ)、青年本部=が12、13の両日、大聖ホールをメーン会場に開催されました。同会議には、日本、アメリカ、ブラジル、イギリス、バングラデシュ、スリランカ、タイ、モンゴル、韓国の青年会員が参加。本部には各教会・拠点の代表者12人が集い、実践報告や研修に臨みました。またインターネットを中継して、9カ国の約300人が会議に参加しました。

同会議は「開祖生誕100年記念事業」として10月に開催される「世界サンガ結集参拝」の一環として行われました。『一乗 おおらかに、夢 堂々。』を全体テーマに、参加者はインターネットを通じて世界平和への貢献や教えの実践について意見を交換しました。
12日、メーン会場となった大聖ホールで実践テーマ『世界平和のための菩薩行として私たちは何ができますか』『私たちはどのように教えを広げていきますか』のもと、各国の実践活動が発表されました。次に、青年代表が同会議に先立ち作成した「グローバル・ユース・ミッション・ステートメント」の起草文を提示。これは、青年が世界平和の実現に向けて行動する"決意表明"として、菩薩行の実践や他との調和、教えを広めていく必要性、信仰者としての青年のあり方が記されたもの。これを受けて、各拠点からは起草文に対する意見や修正案がメーン会場に寄せられました。
翌13日には、再び青年代表により最終案が日本語と英語で示され、世界中の青年会員共通の宣言として全会一致で採択されました。続いて松本貢一青年本部長が研修を行い、「開祖さま生誕100年の今年、開祖さまの教え、法華経の教え、仏教の教えが世界中に弘まるよう、私たちが先頭に立って布教させて頂きましょう」と参加者を激励しました。

メーン会場で代表を務めた青年会員の一人は、「世界の青年の皆さんとともに共有した感動を、そして平和への思いを、私たちの力で母国に広めていきます」と語っていました。海外拠点会場の参加者からも「同じテーマについて仲間と話し合えたことは、今後の活動への良いステップになります」といった声が寄せられました。

(2006.08.18記載)