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2006年08月15日 大聖堂で「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日」式典

終戦から61年を迎えた8月15日、大聖堂はじめ全国各教会で「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日」式典が行われました。大聖堂での式典には、約2500人が参集。第二次世界大戦をはじめ過去の戦争犠牲者に哀悼の意を捧げるとともに、現在もなお続いている世界各地での戦争や紛争が終結し、真の平和が訪れることを祈念しました。

式典は、東京教区城東ブロック学生部員代表50人が奉献の儀を行った後、渡邊恭位布教本部長を導師に読経供養が行われました。導師焼香に続き、庭野日鑛会長が回向文を奏上。この中で庭野会長は、戦後61年を迎えた日本が、戦争のない、国際社会に貢献できる国に発展したと強調した上で「この事は偏えに先の大戦で尊い"いのち"を犠牲にされました、多くの御霊の礎の上にあることを、私たちは常に心に刻んでおります」と述べました。
また、WCRP(世界宗教者平和会議)世界大会に触れ、「開祖さまの願いを継承する私たちは、たとえ世界平和への大道が険しくとも、怯むことなく歩んでまいります」と力強く語りました。
このあと庭野会長は、焼香に続き、折り鶴を奉納し、サヌカイトの妙音を捧げました。続いて会員代表が体験を発表しました。
庭野会長は、法話の中で61回目の終戦記念日を迎えた意味合いについて、「いよいよ新たな創造に向かって、恒久平和への努力を積み重ねていく、そうした国にすることが大事」と語りました。

(2006.08.18記載)