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2006年11月17日 平成18年度「一食ユニセフ募金」総額発表

平成18年度の「一食ユニセフ募金」の総額が集計され、このほど青年本部から発表されました。昨年10月1日から今年9月30日までに寄せられた総額は9151万7128円。浄財はユニセフ(国連児童基金=本部・ニューヨーク)を通じ、本会が指定したアジア6カ国の教育事業に充てられます。

本会のユニセフ支援は1979年の「国際児童年」をきっかけにスタートしました。これまでに寄せられた浄財の累計は約62億円を超え、世界50カ国の困難な状況下にある子供や女性の支援、また自然災害、紛争などの緊急援助や復興活動に役立てられてきました。本会では今年も青少年部員らが主体となり、「青年の日」を中心として街頭募金やチャリティーバザーなどを行い、ユニセフ支援への協力を呼びかけてきました。また、そうした活動を通し、「同悲・布施・祈り」という「一食を捧げる運動」の精神を市民に伝える取り組みにも力を注いできました。
市民から寄せられた浄財は、本会が用途を指定する「指定拠出」として、フィリピン、インド、ミャンマー、ラオス、アフガニスタン、カンボジアのアジア6カ国の教育事業に充てられます。本会では子供たちに対する教育の重要性を踏まえ、「世界中の子どもたちを学校に行かせたい」との願いのもと、特に初等教育に重点を置いたプロジェクトへの支援を行っています。6カ国への支援は平成16年から継続しているもの。ユニセフからは、これまでの成果と併せ、さらなる支援の必要性なども報告されています。

(2006.11.17記載)