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2007年01月01日 平成19年次「初詣り」式典

平成19年次「初詣り」式典が元日の午前0時から、大聖堂はじめ全国各教会で行われました。改修落慶後初となる大聖堂での式典には約7000人が参加しました。

聖堂内では午前0時の時報とともに太鼓の音が鳴り響き、式典は開幕しました。渡辺恭位布教本部長導師による読経供養(如来寿量品)に続き、庭野日鑛会長が年頭誓願文を奏上。法句経の『人の生を受くるは難く、やがて死すべきものの、今生命あるは有難し』に触れ、生かされている喜びを他に伝えていくことが「大乗の教えをいただいている者の大切な使命であります」と読み上げました。
あいさつに立った庭野会長は、年頭誓願文の内容をふまえ「願生」について強調。「一切の生きとし生けるものが救われるという、この教えによって救って頂いた私たちが、今度は人さまに救いの手を差しのべてお救いすることが重要」と述べました。また、「無常観」に触れ、「無常であるからこそ、頂いたいのちは本当にありがたい、尊いものであるということが分からせて頂ける」と述べた上で「自灯明、法灯明の精神で広く世界に向けて、ご法を伝道させて頂くことが今年の私たち立正佼成会会員の使命」と語りました。
式典終了後、庭野会長は一乗宝塔を参拝し、お屠蘇を献上しました。
また、大聖堂正面玄関付近では、参拝者に甘酒が振舞われたほか、大晦日午後10時から元日の午前0時半まで開祖記念館が開館されました。

(2007.01.19記載)