News Archive

2007年01月26日 一食平和基金平成19年次予算発表

立正佼成会一食平和基金運営委員会(委員長=川端健之外務部長)は、このほど平成19年次の運営計画を発表しました。本年次の予算総額は、4億6815万円。「合同プログラム」「自主プログラム」「資金助成」「災害等緊急支援」の4項目を柱として計画が進められており、「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」など本会独自の平和活動をはじめ、国内外のNGO(非政府機関)との協力による平和構築活動などに充てられます。

同運営委員会では、「一食を捧げる運動」の精神である「同悲」「祈り」「布施」を基盤に、同運動で寄せられた会員の浄財運営を計画しています。世界の諸課題に対し立正佼成会と他団体が合同で取り組む「合同プログラム」は10件。「アフリカへ毛布をおくる運動」をはじめ、エチオピア植林プロジェクト、国内のNGOを担う人材の育成などに総額1億5043万7000円が計上されました。
立正佼成会独自の活動である「自主プログラム」には、1億4871万3000円の予算が組まれています。「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」や「一乗ボランティア」など、7件に充てられます。
「資金助成」は(1)宗教協力助成(2)特別助成(3)国連支援助成(4)庭野平和財団委託助成の4項目に予備費を含め1億6900万円が計上されています。特に「庭野平和財団委託助成」の1億円は、外部団体からの公募による活動助成のほか、「南アジアプログラム」の活動に充てられます。同プログラムは『貧困の削減』をメーンテーマに、1プロジェクト3年の目安で事業が展開されている。スタートから4年目を迎えた今年度、インドでは『都市における貧困』を年間テーマに、バングラデシュでは『貧困削減に向けたアディバシ(先住民の意)の人々の能力開発』を掲げ、NGOと協力して平和構築に向けた活動や農村開発運動などが行われます。また、「災害等緊急支援」として、国内外で発生した災害などの緊急事態に随時、対応していきます。

(2007.01.26記載)