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2007年02月06日 庭野会長、韓国対話アカデミー代表のパク牧師と懇談

韓国対話アカデミー代表のパク・チョンハ(朴宗和)牧師が2月6日、本会を訪れ、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談しました。故カン・ウォンヨン(姜元龍)博士弔問への答礼と本会、庭野平和財団との協力関係を促進するため来日したもの。川端健之外務部長、野口親一・庭野平和財団専務理事らが同席しました。

「第17回庭野平和賞」受賞者でありWCRP(世界宗教者平和会議)国際名誉会長を務めたカン博士は昨夏、老衰のため逝去しました。庭野会長は昨年9月、カン博士の活動拠点であったキョンドン(京東)教会などを弔問に訪れ、家族らに哀悼の意を表しました。同教会の後継者であるパク牧師とはそれ以来の再会となります。
懇談では、パク牧師が、庭野会長の弔問に謝意をあらためて表明。カン博士によって創設された韓国ピースフォーラムが解散し、そのプログラムを韓国対話アカデミーが引き継ぐことなどが紹介されました。
また、カン博士が別名でヨヘ(如海)と呼ばれていることに触れ、「庭野と如海の二つの名が平和運動のシンボルになればいい」と話し、平和に向けて互いが協力し合う重要性を強調。さらに、「アジアというと経済的なことが取り沙汰されるが、どう生きていくかというビジョンが必要。宗教が新しいモデルをつくっていかなければならない」と述べ、アジアの平和における宗教の役割を示しました。

(2007.02.16記載)