News Archive

2007年02月16日 東京佼成ウインドオーケストラ第92回定期演奏会

東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の第92回定期演奏会が2月16日、東京・千代田区の紀尾井ホールで行われました。指揮は、TKWOと2度目の共演となる下野竜也氏が務めました。

『フランスのエスプリ』と題して行われた今回の演奏会は、フランス近現代音楽の中でも一般に知られていない作品が選曲されました。F・シュミット作曲『リートとスケルツォ』ではホルンのソロ演奏が披露されたほか、軽快なフルート・ソロを織り込んだB・ゴダールの組曲『三つの小品』、サクソホンとオーケストラの掛け合いで聴く人を楽しませるP・M・デュボア作曲『アルト・サクソフォーンのためのディヴェルティメント』などが演奏されました。
プログラム後半には、R・アーン作曲のバレエ音楽『エステ家のベアトリーチェの舞踏会』を披露。ハープとピアノを加えたバロック風の華麗な曲調に、会場を訪れた約600人の聴衆から喝采が送られました。終演後、ロビーでは演奏者のサイン会が行われ、多くのファンが列を作っていました。

(2007.02.23記載)