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2007年03月05日 教団創立69周年記念式典を挙行

本会の「創立69周年記念式典」が3月5日、大聖堂はじめ全国の教会で挙行されました。大聖堂での式典には、全国から会員約3500人が参集。法話に立った庭野会長は、自らのいのちに感謝することの大切さを強調するとともに、一人ひとりが仏教の核心を把握、会得し、「自覚」を持つ重要性を説きました。また、東京教育大学名誉教授、成城大学名誉教授の森岡清美氏が祝辞を述べました。式典の模様は全国に衛星中継されました。

式典では、全国教会代表の青年女子部員20人の奉献の儀、庭野光祥次代会長導師による読経供養、啓白文奏上に続き、教団を代表して山野井克典理事長があいさつに立ちました。
山野井理事長は、昨年の「開祖生誕100年」に際して行われたさまざまな事業、行事に対する理解、協力に謝意を述べたあと、「昨年、約15万人の方にご参加頂きました記念参拝は今年も継続されます。皆さまぜひ、ご参加頂きたいと思います」と語りました。また、31年後に迎える「教団創立100年」に言及し、「その時、どのような立正佼成会であってほしいか。私はやはり、次の時代を担う青少年、子どもたちが健全に育成される教団であってほしいと思います」と述べ、教団の未来を担う子供たちのための「一乗基金(仮称)」の設置を発表。今後、具体的に検討していくことを報告しました。
功労者表彰では、「教会役員功労者」211人と「会員特別功労者」187人に対し、感謝状と記念品が贈呈されました。このあと功労者代表が「お礼の言葉」を述べました。
会員代表による体験説法に続き、東京教育大学名誉教授、成城大学名誉教授の森岡清美氏が来賓を代表して祝辞を述べました。
森岡氏は本会が誕生した昭和13年当時の日本の状況に触れ、本会が第二次世界大戦を経て戦後の日本社会に果たしてきた役割に言及。「終戦直後の日本では国民生活は困窮し、物的再建は不可欠でした。併せて敗戦は国民にとって精神的打撃でもありました。精神の復興は必要であり、そのお役を佼成会は担っていたのだと思います。それを開祖さまは偏狭的なナショナリズムではなく、戦後の世界に求められていたインターナショナリズムの方向で達成されました。その成果は万人が認めるところです」と述べました。
法話に立った庭野会長は、「平成19年次の方針」に示した法句経の『人の生を受くるは難く、やがて死すべきものの、いま生命あるは有難し』の一節を引用した後、多発する自殺や殺人の問題に触れ、「日本ではいのちというものが危機にさらされている」と指摘。「どのような時代になっても、自らのいのちに本当に感謝できることが人間が人間としてこの世に生を受けた上で一番大事なことです」と述べました。また、「ご法を頂いた感激、自覚があってこそ、人々に伝わっていくのです」と説き、仏教が自覚の教えであること、自覚によって布教伝道が行われることを説きました。
最後に、今月20日の誕生日で満69歳の古希を迎える庭野会長に、府中佼成幼稚園の園児2人が花束を贈呈し、祝福の言葉を伝えました。

(2007.03.09記載)