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2007年03月28日 能登半島地震に立正佼成会一食平和基金から見舞金

「能登半島地震」の被害に対して、立正佼成会一食平和基金(委員長=川端健之外務部長)は石川県災害対策本部に300万円の見舞金をおくることを決め、3月28日、金沢教会の友方成江教会長が同県庁を訪れ、谷本正憲知事に目録を手渡しました。一方、被害の大きかった輪島市、七尾市などを包括する同教会では、青年部員が地域のボランティアに参加するなど復興への取り組みが続けられています。

3月28日午後、友方教会長は県庁の知事室に谷本知事を訪ね、見舞金を手渡しました。席上、谷本知事は「今は24時間態勢で地震対策と向き合っています。被災者一人ひとりに合った支援のために大切に使わせて頂きます」と語りました。
地震発生以来、震源に近い輪島、能登、羽咋の3市を包括する同教会では能登、羽咋両支部の支部長、主任、組長が中心となって会員の被災状況を確認。これまでに会員宅で屋根の破損や壁のひび割れなど住宅の一部に被害が出ているほか、墓石の倒壊、農作物への被害などが報告されています。4月1日からは教会道場で『震災復興祈願供養』が1カ月間の予定で始まりました。他支部の支部長らも協力し、引き続き会員の被害状況の確認やケアも進められます。
青年部員によるボランティア活動も始まり、3月31日、4月1日の両日、青年男子部員延べ11人が輪島市災害対策本部を通じ、被害の大きかった同市門前町に入り、市民宅の後片付けなどに当たりました。今後、青年部員たちは県の災害対策ボランティア本部に登録し、毎週土曜、日曜に被災者への救援活動を行う計画です。

(2007.04.06記載)