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2007年03月31日 社会福祉研究会を実施

「社会福祉研究会」(主催・教務部福祉開発グループ)が3月31日、4月1日の両日、第一団参会館で行われました。「新任社会福祉専門担当者教育」を修了し、各教会で「社会福祉専門担当者」を務める15人が参加しました。

研究会のプログラムは、日ごろ、教会内で多重債務や独居高齢者への生活支援など福祉相談に応じる受講者が実際にかかわった事例を発表する「事例研究」を中心に展開され、受講者は、活発な意見や情報交換を通して、知識や学びを深めました。
1日目は、保科和市教務部次長による研修が行われました。保科次長は、「人間は心と身体が一体となっています」と述べ、心の救われと社会資源の活用を一つにした「物心一如」の取り組みを行うことが大切であると強調。支部長や主任など、布教ラインに立つ会員との協力関係の重要性を説きました。
「事例研究」では、下岸幸子・東京教育専門学校専任講師を迎えてクライアント(来談者)への対応や福祉資源の活用法を検証。下岸氏から、事例に対する具体的な指導が行われたほか、「問題解決に導くためのプロセス(手順)をきちんと立てる」「ケースワーカーはクライアントが抱える問題の解決方法を導き出すアドバイスを行う」など、福祉相談に臨む上での基本姿勢が示されました。
同研究会は今後、5月、7月、9月に実施されます。

(2007.04.06記載)