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2007年05月15日 松緑神道大和山初代教主「偲ぶ会」に庭野会長が出席

松緑神道大和山の初代教主・田澤康三郎師を「偲ぶ会」が5月15日午後、青森市内のホテルで執り行われ、本会から庭野会長が出席しました。またWCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会、新宗連(新日本宗教団体連合会)奥羽総支部などの活動を通して松緑神道大和山と交流を深めてきた教団役職者、教会長ら11人が参加しました。

「偲ぶ会」は、田澤師が平成9年に神化されてから10年という節目に開かれたもの。第三代教主・田澤清喜師のあいさつに続き、半田孝淳・天台座主、庭野会長、三村伸吾・青森県知事はじめ6人が「偲ぶ言葉」を述べました。
その中で庭野会長は、田澤師が庭野日敬開祖の後任として新宗連理事長に就任したことに触れながら、生前の田澤師の人柄を述懐。また新宗連が環境美化運動を展開した際、田澤師が「ゴミを拾うことも大切だが、捨てない心を育むことが、まず大事なことではないか」と強調したことを紹介し、「この世の出来事は、善いことも、悪いことも、全て人間の心から生じる。宗教者として、物事を根本的に見ることを忘れてはならない、というご指導であったと受けとめております。この根本精神を心に刻み、今後も新宗連はじめWCRP、また私共の教団の諸活動に活かしてまいりたい」と田澤師から継承すべき精神などを語りました。

(2007.05.25記載)