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2007年06月22日 立正佼成会一食平和基金がバングラデシュ豪雨災害に緊急支援

バングラデシュで6月10日から降り続いた豪雨により、同国第2の都市・チッタゴン市周辺で大規模な洪水と地滑りが発生しました。本会一食平和基金運営委員会はこのほど、50万円の緊急支援を決定しました。

バングラデシュでは6月10日から断続的に雨が降り続きました。この豪雨により、特に同国南東部に位置するチッタゴン市では大規模な洪水が起こり、市内全域が冠水したほか、各地で地滑りが発生。丘陵地帯では土砂崩れが相次ぎ、多くの家屋が倒壊しました。
現地の報道によると、これまでに124人が死亡し、多数の住民が行方不明になっています(14日現在)。軍、警察などが救出活動と救援物資の搬送にあたっています。同国政府の発表では、今回の豪雨災害はここ30年で最大規模。被害総額は50億タカ(約88億円)に達する見込みです。
こうした状況を受け、本会一食平和基金では50万円の緊急支援を決定。支援金は、現地の南アジア教会チッタゴン支部を通して、被災者の救援活動などに充てられます。
この地域を包括する同支部では現在、国際伝道本部スタッフと支部の幹部が会員の安否と被害の確認を急いでいます。現在までの情報では同支部の会員約300世帯が床上浸水などの被害に見舞われているといわれています。

(2007.06.22記載)