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2007年07月23日 アジアの宗教代表者らがアフガニスタン韓国人拉致事件に対する声明を発表

アフガニスタンで韓国人23人が拉致された事件に対し、KCRP(韓国宗教人平和会議)、ACRP(アジア宗教者平和会議)などの宗教指導者らは7月23日、拉致被害者の早期解放を求めて共同声明を発表しました。

宗教指導者らはこの中で、拉致被害者はボランティア精神で保育園や医療機関に奉仕する医療団体であり、アフガニスタンに対していかなる政治的反目も持ち合わせていないことを強調しました。また、各国の宗教的な特性は尊重されるべきであり、人道的な見地から他国で支援活動を展開する兄弟姉妹に政治的理由をもって危害を加えてはならない、という自分たちの信条を明示しました。その上で、韓国人が常に平和を愛する人々であることはアフガニスタン人も同様であろうとの認識を示しながら、今回の韓国人拉致事件が早急に、かつ平和裏に解決されることを希求しました。
同事件に関連し、ウィリアム・ベンドレイ・WCRP国際委員会事務総長は、「WCRPは、韓国人拉致被害者の解放活動に対するACRPとKCRPの要請に協力する」などと記したメッセージを金星坤・ACRP事務総長に送りました。

(2007.08.03記載)