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2007年08月03日 新潟県中越沖地震被災者を支援 各教会が募金活動

新潟県中越沖地震の被災者を支援しようと、各教会が自主的に募金活動を行っています。

小松教会では、7月23日から25日まで予定されていた「菅沼子ども村」への参加を、地震による交通機関への影響で急きょ中止。24、25の両日、教会道場で少年部合宿を行い、プログラムの中で、学生部、少年部員ら20人が市内スーパー2カ所で街頭募金に立ちました。
また、東京・多摩両教区は、7月29日に普門館で実施した鼓笛フェスティバルの開催時間中、演奏を終えた各教会の少年部員らが交代でロビーに駆けつけ募金に立ちました。「新潟県中越沖地震義援金にご協力お願いします!」という元気な声に、来館者からたくさんの協力が寄せられました。
少年部員の一人は、「お金を入れてくれた人がたくさんいたので、新潟が早くもと通りになってほしいと思う人がたくさんいることを知りました」と感想を述べました。
阪神・淡路大震災を体験した神戸教会でも同日、青年部員30人による街頭募金が行われました。市民の協力と被災地の早期復興を願って祈願供養を行ったあと、市内にある元町大丸デパート前とJR元町駅の2カ所に分かれ、被災状況を紹介するパネルを掲げながら募金を呼びかけました。炎天下、募金に協力する市民から青年部員に「頑張ってや」「ご苦労さま」の声がかけられました。
同教会青年部長は、「今年は神戸の震災で亡くなった方の13回忌を迎えました。神戸は、全国の皆さんに支えられてここまで復興することができました。新潟県中越沖地震が起きたとき、青年部員皆が『私たちが支援しなければ誰がするのか』という思いになりました。全国の皆さんへの感謝と新潟の復興を願い、取り組ませて頂きました」と語りました。
各教会で実施した募金の浄財は新潟県災害対策本部や日本赤十字社を通して被災者のニーズに沿った活動に充てられます。

(2007.08.03記載)