News Archive

2007年08月14日 新宗連の「第42回戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」が開催される

新宗連(新日本宗教団体連合会)及び新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)主催による「第42回戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」が8月14日、東京・千代田区の国立・千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開催され、新宗連加盟教団の信徒、来賓など約3800人が参加しました。

同式典は、教義や信条の違いを超え、宗教協力の理念のもと、すべての戦争犠牲者に慰霊の誠を捧げ、絶対非戦と平和実現の誓いを新たにするものです。
冒頭、主催者を代表して新宗連理事長の庭野日鑛会長があいさつしました。庭野会長は、環境問題など深刻な課題を指摘し、日本の未来、世界の行く末を真剣に見つめる必要性を強調しました。その上で、「単なる未来指向ではなく、日本の歴史に根ざす智慧、伝統、また戦争体験など、過去の歴史的顕彰をきちんと踏まえることが大切であり、そうあってこそ、本当の意味の未来が拓ける」と述べ、青年宗教者に期待を寄せました。
青年女子による献灯、新宗連青年会代表による折り鶴の奉納、教団別礼拝に続き、今年4月に新しく就任した保積志弘・新宗連青年会委員長(大和教団嗣親)が「平和へのメッセージ」を発表しました。保積委員長はこの中で、「恒久平和構築の灯を高く掲げ、共に手を携えてひたむきに進もう」と呼びかけました。

(2007.08.24記載)