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2007年08月19日 新潟県中越沖地震から1カ月 柏崎教会鼓笛隊が元気に演奏を披露

新潟県中越沖地震から1カ月が経った8月19日、新潟教区では『第20回♪新潟♪鼓笛フェスティバル』を魚沼市の小出郷文化会館で開催し、大きな被害に見舞われた柏崎教会からも少年・学生部員など25人が参加しました。

同教会では、震災前からフェスティバルに向けた練習をスタート。「被災直後には参加を見合わせることも考えた」(少年部長)が鼓笛隊員らの強い希望から参加を決定しました。
当日は、幼児から高校生まで25人がステージに登場。約半月間の練習中断を吹き飛ばす息のぴったり合った演奏で、『手のひらを太陽に』『さくらんぼ』の2曲を披露しました。また、復興に向けての気持ちを示す『がんばります 柏崎』と書いた模造紙を掲げ、会場に集まった同教区の会員たちから大きな拍手が送られました。
ステージ上からメッセージを発信することを提案した中学1年生の女子は、「他の教会の人たちにはたくさん心配してもらったり、ボランティアなどに来てもらったのでお礼を言いたかった。私たちは元気です、安心してくださいという気持ちです」と話しました。また、鼓笛隊最年長の高校1年生の男子は、「みんなと一緒に演奏ができたこと、たくさんの人に応援してもらっていることを考えると感動と感謝の気持ちでいっぱいだった。小さな子たちもがんばったと思います」と語りました。
なお、同教会には「菅沼子ども村」の参加者をはじめ東京教区の青年部員などからたくさんの励ましのメッセージが寄せられており、道場玄関などに掲示され、参拝に訪れる会員たちを勇気づけています。

(2007.08.24記載)