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2007年09月26日 WCRP国際委員会がミャンマー情勢に「緊急声明」

WCRP国際委員会はミャンマーでの一連の武力弾圧を受け、9月26日(日本時間27日)、ウイリアム・ベンドレイ事務総長名による「緊急声明」を公表し、各国内委員会に通知しました。その後、「ミャンマー情勢に関する緊急キャンペーン」を発表し、各国内委員会に平和解決を求める署名活動の実施を要請しました。

『ミャンマー僧への支援について』と副題の付いた「緊急声明」では、同国の僧侶が軍政に対して、非暴力による抵抗運動を先導し、政治と経済の改革を求めて活動していることに言及。『平和のために集う諸宗教――あらゆる暴力をのり超え、共にすべてのいのちを守るために』をテーマに昨年、京都で行われた第8回WCRP世界大会での『京都宣言』に触れ、ミャンマーの仏教徒への支援を促しています。
次いで、具体的な取り組みを列記。「ミャンマー政府に拘束されている市民の解放と、平和的な対話の呼びかけ」「自国政府への働きかけ」などを提示し、解決に向けて各国内委員会が連携を強めていくことを要望しました。
さらに、同国際委員会はその後、「ミャンマー情勢に関する緊急キャンペーン」を発表。ニューヨークに駐在するミャンマーの国連大使を通じて同国政府にデモ参加者の解放や対話の開始など平和解決を求めていく署名活動の実施を各国内委員会に呼びかけました。
これを受け、WCRP日本委員会では10月5日、日本委員会に加盟する教団や賛助会員らに署名活動への参加を要請しました。

(2007.10.12記載)