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2007年10月20日 ハワイをメーン会場に「ワールド・ユース・ミーティング」開催

世界14拠点をインターネットでつなぎ、本会の青年部員が世界平和に向けた共通の行動計画を話し合う「世界青年代表者会議」(ワールド・ユース・ミーティング2007)=主管・国際伝道本部、青年本部=が10月20日、ハワイ教会コナ支部道場敷地内の「コナ・リトリートセンター」をメーン会場に開催されました。ハワイでの本会議には、日本、アメリカ、ブラジル、イギリス、スリランカ、ネパール、インド、フィリピン、モンゴル、台湾、中国、韓国の12の国・地域15拠点から青年部長および青年リーダーら19人が参集。18日から準備会議などに臨みました。またインターネット中継を通じて約200人が会議に参加。各国の活動が報告され、行動計画が話し合われました。

ワールド・ユース・ミーティングは、昨年8月に行われて以来2回目。前回採択されたグローバル・ユース・ミッション・ステートメント(世界青年宣言)を受け、より具体的な行動計画を話し合うとともに、世界の青年サンガの友好を深める目的で開催されました。
20日の本会議に先立ち18日、コナ支部道場でオリエンテーションが行われ、細山裕康ハワイ教会長があいさつに立ちました。細山教会長は、庭野日敬開祖の世界布教の足跡に触れ、「開祖さまの海外布教はこのハワイから始まりました。今回、その重要な場所に世界の青年が集まり、話し合いの機会を持つことは、本当に素晴らしいことです。一時一時を大事に、すべての力を注いで頂きたい」と参加者を激励しました。
19日には、松本貢一青年本部長を法座主に法座が行われたほか、「準備会議」では、昨年採択された世界平和の実現に向け行動する"ステートメント"を確認するとともに、事前に各教会・拠点で作成したアクション・プラン(行動計画)が発表されました。それぞれの提案をもとに、共通の行動計画を策定。世界平和に向けた具体的な行動が話し合われました。
本会議では、インターネットを通じて鈴木孝太郎国際伝道本部長が日本から世界に向けてあいさつを述べました。また、山野井克典理事長のビデオレターが紹介されました。このあと、南アジア教会バンコク支部の青年部が実践報告を行い、「大学生塾」を開催中の日本からは、同塾生が行動計画を発表しました。
次に、「行動計画案」を提示。意見交換を行った上で、世界青年サンガ共通の宣言として全会一致で採択されました。「行動計画」には、インターネットを通じ本部と各国の教会、拠点をつないだ青年による会議を、年に一度開催していくことを合意し、世界平和に向けた宗教協力の必要性を確認。また具体的な行動として、世界の青年がそれぞれの立場で毎日布施を行う"ワン・コイン布施行"の実践などが盛り込まれました。
最後に、松本青年本部長が総括を行い、「会長先生は、青年は世界を救う大望を持って、世界に向けて布教していく心意気を持ってほしいとお言葉をくださっています。これを青年による国際布教伝道宣言と受け止めるとともに、一乗グローバルネットワーク構築のために、本気で教えを学び、実践する"本気宣言"を皆さまとともにさせて頂きたいと思います。各地域の実情はさまざまでしょうが、開祖さまがそうであられたように、それぞれが一人からのスタートを切りたいと思います」と話しました。
具体的な行動計画の内容は、11月に行われる「青年幹部大会」の席上、日本国内の青年部員に向けて発表されます。

(2007.11.02記載)