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2007年12月08日 厳かに「成道会」式典

釈尊が約2500年前、インド・ブッダガヤの菩提樹のもとで悟りを開いた意義をかみしめ、仏教徒として釈尊への報恩感謝と、教えの実践を誓う「成道会」式典が12月8日、大聖堂はじめ全国各教会で行われました。

大聖堂の式典には約3200人の会員が参集。釈尊の成道を解説するナレーション、奉献の儀、庭野光祥次代会長導師による読経供養に続き、会員を代表して八代教会の井手上和代教会長が体験説法を行いました。このあと、法話に立った庭野日鑛会長は、成道会の意味合いに触れ、釈尊の悟った真実の道理は仏教徒だけでなく、この世に存在するすべてのものに当てはまる普遍的な教えと説明。各宗教によってとらえ方に違いはあるものの、いのちの本源は一つであると説かれていることを強調しました。
その上で、「釈尊の説かれた道理は永遠に変わらないもの。私たちはこの道理に基づき、みんなが兄弟姉妹、ファミリーであるという心で生きることが、世界の平和にとってもっとも大事で根本的なことです」と述べました。
さらに、「釈尊は一生を布教伝道に捧げられました。私たちも自分が救われたからいいというのではなく、釈尊にならい、生きる限り多くの人にご法をお伝えさせて頂くことが大事」と説きました。

(2007.12.14記載)