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2008年01月07日 大聖堂で「ご親教」式典

本会は今年創立70周年を迎え、「全会員へのご本尊およびご法号の勧請」など7項目を推進します。その年頭にあたり、会員が庭野日鑛会長から新年の指導を受け、修行精進の決意を新たにする「ご親教」式典が1月7日、大聖堂はじめ全国各教会で行われました。庭野会長は「ご親教」の中で、各家庭にご本尊を勧請することを通し、釈尊の智慧を自分のものにしていく大切さを強調しました。大聖堂には会員約3500人が参集。式典の模様は全国教会に衛星中継されました。

本会は平成20年次の「方針」に示された「全会員へのご本尊およびご法号の勧請」を創立記念日の3月5日から順次実施します。これに加え、「三つの基本信行の実践」「『開祖さまに倣いて』発刊」「布教環境整備」「青少年育成」「世界布教の推進」「CI計画」に取り組んでいきます。その年頭にあたり、全国の会員が一丸となって布教伝道に邁進する機縁として、式典は、さらに意義深いものとなりました。
大聖堂での式典では、奉献の儀、庭野光祥次代会長導師による読経供養に続き、渡邊恭位理事長があいさつに立ちました。渡邊理事長は、5代目の理事長に就任した心境を「駅伝ランナーの第5区を走っているようです。緊張と責任の重さを感じています」と吐露しました。また、7つの推進項目を説明する中で、「ご本尊、ご法号の勧請は心に正法を打ち立て、仏の願いを一人ひとりの願いにさせて頂くかけがえのないはからいです」と意義付けました。
続いて、会員2人が「決意の言葉」を発表。それぞれが子供の家出を通して自己中心の心を見つめ、苦悩が自分の人格を高める仏縁であることや、苦悩の中で輝いて生きる尊さに気付き、布教伝道を決意しました。
「ご親教」に立った庭野会長は、「真理、釈尊の智慧をしっかりと自分のものとすることが大事です」と全会員へのご本尊勧請の意義を強調しました。さらに、「ご法の習学」の意味を説明しながら、教えを繰り返し学ぶ大切さを説きました。

(2008.01.18記載)