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2008年01月19日 「ゆめポッケ親子ボランティア隊」事前学習会

3月にアゼルバイジャンに派遣される「ゆめポッケ親子ボランティア隊」(隊長=中澤孝之浜北教会長)の事前学習会が1月19、20の両日、第二団参会館で行われました。同隊のメンバーら30人が参加しました。

同隊は、政治不安や紛争などの影響で厳しい環境に置かれているアゼルバイジャンの子供たちへの支援活動を通し、隊員一人ひとりが「同悲」「布施」「祈り」の心を育むことを目的としています。一行は、3月27日に同国を訪問。現地NGO(非政府機関)の「ハイヤット」の協力のもと、国内避難民やチェチェン難民などの子供たちにポッケを手渡し、4月5日に帰国する予定です。
学習会では、「一食を捧げる運動」について川本くみこ外務部スタッフが研修。世界の貧富の格差や貧困で苦しむ人たちの生活に触れ、「一食運動の実践を通して配布先の人たちの思いを理解すると、現地での学びが一層深まる」と述べました。
隊員の小学生は「身の回りの物を大切にし、食事を残さないようにして、少しでもポッケを渡す相手のことを思いながら生活していきたい」と感想を語りました。
なお、昨年寄せられた4万7381個のポッケは、今回ボランティア隊が訪れる同国のほか、アフガニスタン、スリランカ、英国・北アイルランド、パレスチナ(ガザ地区、ヨルダン川西岸地区)、レバノンの子供たち配布される予定です。

(2008.01.25記載)