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2008年02月14日 駐日イスラエル大使が来会

ニシム・ベンシトリット駐日イスラエル特命全権大使が2月14日、本会を訪れ、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談しました。川端健之外務部長、国富敬二時務部長が同席しました。ベンシトリット氏は昨年、駐日大使に就任しました。

懇談では庭野会長が歓迎の意を表し、2004年、06年にイスラエルを訪れた印象を語りました。また、自身が総裁を務める庭野平和財団が贈呈する「庭野平和賞」を受賞したネーブ・シャローム/ワハット・アル・サラーム(第10回)、エリアス・チャコール師(第18回)、ラバイズ・フォー・ヒューマンライツ(第23回)など、宗教や民族を超えた平和に取り組む団体、個人を紹介。中東和平への宗教者の取り組みに言及しました。
同大使は、イスラエルの宗教者らと本会の友好に謝意を表すると共に、今月末の同国オルメルト首相の来日に触れ、政府間だけでなく民間を含めた対話・交流の大切さを強調。庭野会長は、7月に札幌で開催される「平和のために提言する世界宗教者会議~G8北海道洞爺湖サミットに向けて~」=WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会主催、同国際委員会共催=で、平和や地球環境対策などをテーマに、宗教者による提言が予定されていることを紹介しました。
これを受け、同大使は「宗教者による提言は素晴らしい。ユダヤ人は他宗教の人々と対話し、理解し合うことを望んでいる」と述べ、ユダヤ教徒を含めた宗教対話・理解の促進に期待を寄せました。このほか、イスラエルの環境保全への取り組みなどが話題となりました。

(2008.2.22記載)