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2008年03月07日 「アフリカへ毛布をおくる運動」4月1日から

「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)が今年も4月1日から5月31日まで実施されます。1984年のスタート以降、本会は同運動の構成団体として毎年参加しています。
同運動は、貧困や自然災害、部族間の争いなど厳しい環境で暮らすアフリカの人々を支援することが目的です。同地では、日中40度まで気温が上昇する一方で夜間は一けたにまで冷え込む地域も少なくありません。これまでに372万4169枚の毛布が本会会員はじめ、市民から寄せられています。今年も本会では、会員を中心に全国各地で市民にPRを行い、収集にあたります。
なお、期間中に寄せられた毛布は、現地で配布を担当するNGO(非政府機関)や国連機関を通じて現地の人々に手渡される予定です。

「一枚の毛布がいのちをつなぐ力になる。あなたの心をアフリカへ」――。今年で24年目を迎える「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)が、4月1日からスタートします。ポスターやチラシを通したPR活動や戸別訪問での啓発、収集活動が各地で展開されます。今年度の取り組みの概要とともに、モザンビークで毛布配布に協力している現地NGO(非政府機関)スタッフのメッセージを紹介します。

〈実施概要〉
【国内毛布収集キャンペーン】
4月1日(火)~5月31日(土)

【倉庫受け付け期間】
4月1日(火)~6月6日(金)
 ※土・日・祝日は休み。6月6日必着。

【テーマ】
『みなひとつの大いなるいのちの中に生かされている。だからこそ、心をつなぎ合い、認め合い、支え合っていこう』

【目的】
●アフリカ諸国の人々の苦境を少しでもやわらげるお手伝いをさせて頂く
●すべてのいのちの尊さ、つながりを深く学び、自らの心田を耕す
●市民に呼びかけ、共に菩薩行を実践させて頂くことによって、社会に同悲・同苦、分かち合いの精神を広める

【配布対象地域】
エチオピア、マラウイ、モザンビークなど
 ※7月に最終決定します

【主催・後援・協力】
●主催=アフリカへ毛布をおくる運動推進委員会〈構成団体(50音順)=AMDA、JHP・学校をつくる会、日本国際ボランティアセンター(JVC)、立正佼成会〉
●後援=外務省、国際連合広報センター(UNIC)、国連世界食糧計画(WFP)日本事務所、UNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所、NPO法人明るい社会づくり運動
●協力=日本通運株式会社

【収集する毛布】
毛布を受け取るアフリカの人々に不公平が生じないよう、以下の通りご協力をお願いします。
●シングルサイズ(140センチ×200~210センチ)以上に限ります
●船で輸送する間に虫が発生する可能性があるため、使用した毛布は必ずクリーニングに出すか洗濯をお願いします。新品やすでに洗濯済みの毛布はそのままで構いません

【受け付けできない毛布】
●破れた毛布、穴のあいた毛布、古くて汚れた毛布は受け付けできません
●綿毛布は、他の毛布より薄いためお断りしています
●毛布以外のもの(古着、布団、夏掛け、タオルケット、シーツなど)はお断りしています

【海外輸送協力金の呼びかけ】
集められた毛布は、日本の港からアフリカまで船便で輸送され、現地の人々に届くまで900円の輸送費がかかります。毛布提供者が本会会員以外の方の場合、毛布1枚につき900円を協力して頂くよう、呼びかけをお願いします。900円は、過去の実績から割り出された金額です。輸送費を協力して頂くことで、毛布提供者は自身の手でアフリカの人に毛布を届けることができます。一般市民への意識啓発という意味でも、ぜひ呼びかけをお願いします
※一昨年から、海外輸送協力金のみの協力も受け付けています。毛布提供者が本会会員の場合は、すでに本会一食平和基金を通して海外輸送協力金に協力して頂いておりますので、あらためて協力を呼びかけておりません

【海外輸送協力金の振り込み先等】
次のゆうちょ銀行口座にお振り込みください
●口座名義=アフリカへ毛布をおくる運動事務局
●口座番号=00110‐6‐351756
●締め切り=集計の関係上、8月31日までにお振り込みください
※協力者が自身で振り込む際には、別途手数料がかかります。また、振り込み用紙の「ご依頼人」欄に住所・氏名を記入して頂くと、その方へは報告書を兼ねたお礼状をお送りします

【毛布送付先】
〒230‐0054 横浜市鶴見区大黒埠頭15番地 日本通運大黒国際貨物センター「日通 大黒毛布係」 TEL045(503)2222
※土、日、祝日は休み。本年度から、トラック等で日本通運倉庫に直接毛布を持ち込むことはできません。ご注意ください

【毛布の輸送と配布】
7月以降、毛布を載せた船がアフリカ各国へ出航し、約1カ月後、現地の港に到着します。さらに1、2カ月の内陸輸送を経て、配布を担当する現地NGOや国連機関などに渡されます

【音声による自動案内】
TEL0570(064)408

【ホームページアドレス】
http://www.mofu.org

(2008.03.07記載)