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2008年04月26日 「佼成福祉講座」開催

 教務部(福祉開発グループ)主催による「佼成福祉講座」が4月26、27の両日、第一団参会館で行われ、全国から59人が参加しました。同講座は社会福祉専門担当者を支援できる人材を育成し、福祉活動の推進を図るものです。2日間の講座を通し、社会福祉の基礎を学びました。

26日には『佼成福祉の理念と実践』と題し、保科和市教務部次長が講義しました。保科次長は、本会の福祉活動の役割として、生きる力を引き出す縁づくりの大切さを強調しました。さらに現在、福祉の取り組みとして進められている「バリアフリー」に触れ、「お互いを思いやれる心のバリアフリーを広げていくお役が佼成福祉にはあります」と語りました。
27日は、田中滋子・文教大学名誉教授が、『地域社会における家族のあり方』をテーマに講演を行いました。田中氏は、現代は個人の責任やリスクも大きくなり、非婚化、少子化が進む傾向にあると指摘しました。福祉に携わる人には、周囲の人々に、より関心を持ち、相手を理解していく姿勢が不可欠で、「地域社会のニーズ・特性を踏まえて貢献してほしい」と期待を寄せました。
続いて、社会福祉法人・章佑会「やすらぎミラージュ」の大武希巳枝施設長が『認知症介護の実態』と題して講演。認知症は「地域ぐるみで人々を救っていかなければならない問題」と語り、患者やその家族の状況を報告しました。その上で人ごとではなく、自身の問題ととらえ、「安心して年を取れる地域や社会にしていくには、今何をしなければならないのかを考えることが重要です」と訴えました。
なお、第2回講座は8月23、24日に開催されます。

(2008.05.09記載)