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2008年05月24日 IBC「英語による仏教公開講座」を開催

立正佼成会IBC(国際仏教教会)は5月24日、第一団参会館で英語による仏教公開講座を開催しました。日本在住の外国人ら28人が参加。『仏教とエコロジー』をテーマに、米・ノースウエスタン大学准教授のブルック・ジポーリン博士が講演しました。

ジポーリン博士は、仏教は目の前の現象や環境を変えることではなく、自分の心を変えることを重視していると強調しました。その上で「清掃という行いによって、その場所だけでなく、心も磨かれてきれいになる。すると、周囲の人といい関係を築いていこうという心になる」と一例を紹介。「固定した自己は存在しない」「何を思うかによって、われわれの行いは変わり、その行いが現実を変える」という仏教的観点から自己と環境の関連性を説明しました。

(2008.05.30記載)