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2008年08月23日 中央学術研究所が「第20回研究大会」

『今日における教育の諸問題』をテーマに、中央学術研究所の「人間と科学」研究学会による「第20回研究大会」が8月23日、仙台市の仙台国際センターで開催され、同学会のメンバーや仙台教会の会員ら234人が参加しました。

同学会は中央学術研究所の客員研究員などで構成され、人間の心のあり方に焦点を当てて研究を進めてきました。『21世紀を生きる智慧を求めて』を総合テーマに毎年研究大会を実施しています。
当日は、清風中学・高等学校副校長の平岡宏一氏が大会テーマに合わせて基調講演を行いました。平岡氏は、「日頃から学校全体でいじめ問題の解決を図る体制を整えることで、今まで以上に生徒一人ひとりに対する教員の意識が高まり、家庭の学校に対する信頼感も高まります」と強調。家庭と学校が協力して生徒と向き合う大切さを自らの経験をもとに解説しました。
続いての「分野別発表」では、小学校教諭の齋藤法子氏と山口夏氏、中学校教諭の熊谷浩氏、大坪宏至・東洋大学教授がそれぞれの教育現場での取り組みや考察を発表。このあと4人の発表者に平岡氏を加えパネルディスカッションが行われました。齋藤忠夫・東北大学教授が進行役を務めました。

(2008.09.05記載)