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2008年09月02日 新宗連が「第24期第8回理事会」

新宗連(新日本宗教団体連合会=庭野日鑛理事長)の「第24期第8回理事会」が9月2日、東京・渋谷区の妙智會教団本部で開催され、理事(委任状提出者含む)、総支部役員、オブザーバーら45人が参加しました。立正佼成会から庭野会長をはじめ、山野井克典顧問、川端健之外務部長が出席しました。

理事会では、受け入れ教団を代表して齋藤賢一郎妙智會教団理事があいさつしたあと、今年12月1日に施行される新公益法人制度への対応について審議されました。
同制度の施行後、現在の公益法人は5年以内に公益財団法人か一般財団法人への移行、またはその他の選択が求められます。新宗連では当初、同制度施行時の組織形態の決定を視野に審議を進めてきました。しかし、その後、新制度の詳細が次第に明らかになる中で、移行期間内での慎重な検討を経て、組織形態を決定することになりました。
席上、庭野理事長がこうした経緯を説明したあと、前回の理事会(6月4日)で設置された、同制度に対する第2次ワーキンググループから検討内容が報告されました。これを受け、出席者による討議が行われ、組織形態の移行は、新宗連が結成60周年を迎える2011年をめどに進めていく方向性が示されました。
このあと、総支部選出評議員の異動が報告されたほか、企画委員会、信教の自由委員会、青年会などからの報告が行われました。
なお、理事会に先立ち、『公益法人制度改革の概要』と題し、福島達也・非営利法人総合研究所主席研究員を講師に学習会が行われ、新公益法人制度施行に伴う組織、役員、運営形態の変更点や、公益認定の基準などが確認されました。

(2008.09.12記載)