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2008年09月07日 佼成学園法人本部が「平成20年度創立記念式典」

佼成学園法人本部主催による「平成20年度創立記念式典」が9月7日、普門館で開催されました。佼成学園中学・高等学校(男子校)、佼成学園女子中学・高等学校の生徒、教員、保護者、さらに佼成学園幼稚園の教員合わせて約2000人が参加しました。同式典は全生徒、教員が一堂に会し、建学の精神を確認しようと今年から実施されることになりました。

当日は女子生徒33人による奉献の儀が行われ、創立者の庭野日敬名誉学園長を追想するビデオ『庭野日敬先生のあゆみ』が放映されました。続いて、庭野日鑛学園長が登壇し、幼少期の新潟・十日町市菅沼での疎開生活やその思い出を述懐。二宮尊徳の道歌を引用し、「私たちはご先祖さまのおかげさまで、この世に生を受けています。我が身を敬することは、自分を産み育ててくれた父母を敬する、それと同時に先祖を敬することにつながっていく」と、親孝行の大切さを強調しました。
このあと、『懸命に生きる人々。~日本人にこそ学んで欲しい~』と題して、日本アジアネットワーク代表の池間哲郎氏による記念講演が行われました。池間氏はアジア各国の貧困や飢餓の状況、学校建設などの支援活動を映像と写真で紹介。ボランティアには、「知る」「何かを少しだけ我慢して分ける」「自分自身が一生懸命生きる」ことが大切と話し、特に一生懸命生きることによって「他人の命も尊いと感じることができるようになる」と語りました。

(2008.09.12記載)