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2008年09月05日 一食平和基金からグルジア紛争難民・避難民に緊急支援

グルジア領内南オセチア自治州で先ごろ発生したロシアとグルジアの武力衝突により、多くの市民が難民となっています。こうした状況を受け、立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=川端健之外務部長)は9月5日、国内外で避難生活を送る市民に対し、300万円の緊急支援を決定。浄財は、現地で救援活動を展開するUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に委託されます。

UNHCRによると、現在約19万人がグルジア国内外で避難生活を送っているといいます。グルジアの首都・トビリシ近郊ではロシア軍によって大規模な空爆が行われ、多数の死傷者が出ています。
こうした状況の中、避難生活を送る市民は、避難所など不衛生な環境下で生活を強いられており、医療品や日用品などの物資が不足しているのが現状です。
本会からの浄財は日本UNHCR協会を通じて現地へ届けられ、テントや毛布など救援物資の配布活動に充てられるほか、UNHCRが行うさまざまな難民支援に役立てられる予定です。

(2008.09.19記載)