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2008年10月13日 「お会式・日蓮聖人遠忌法要」

日蓮聖人の第七百二十七遠忌にあたる10月13日、「お会式・日蓮聖人遠忌法要」が立正佼成会発祥の地・修養道場で行われました。庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長、渡邊恭位理事長はじめ教団役職者、事業体役職者ら約40人が参集。日蓮聖人の遺徳をかみしめ、法華経を世に広める決意を新たにしました。

 

法要では、読経供養が行われ、導師を務めた光祥次代会長が、庭野会長の回向文を奏上しました。
法話に立った庭野会長は、日蓮聖人が32歳で立教宣言したことに言及。『四条金吾女房御書』を引用しながら、「日月」「蓮華」に象徴される法華経の理想を解説し、「日蓮ご聖人の理想をしっかりと私たちも頂いて、宗教活動を展開させて頂きたい」と述べました。
また、『立正安国論』から『汝早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ』の一節を引用。欲望の成就を求めて祈るのではなく、すでに頂いているもの、いのちに感謝する信仰のあり方を説きました。
さらに、「どんなことも愚痴を言わず、相手を非難せず、有り難く受けとめていくと、人生は開けていく」として、ものごとの実相をよく見て、明るく受けとめる大切さを強調しました。

(2008.10.17記載)