News Archive

2008年10月17日 第7回ACRP大会が開幕

『アジアにおける平和の創造』をメーンテーマに、第7回ACRP(アジア宗教者平和会議)大会が10月17日、フィリピン・マニラのバチカン教皇庁立サント・トマス大学で開幕しました。開会式には20カ国から正式代表、オブザーバー合わせて約400人が出席。日本からは正式代表21人を含む約100人が参加しました。

 

ACRP史上初めてキリスト教国での開催となった今大会は、フィリピンカトリック司教協議会、サント・トマス大学の受け入れのもと開催されました。
フィリピンのアロヨ大統領を迎えて行われた開会式では、各宗教代表者13人による諸宗教の祈り、ローランド・デラ・ローザ・サント・トマス大学学長の歓迎あいさつに続き、ミル・ナワズ・カーン・マルワットACRP実務議長が開会宣言。金星坤(キムスンゴン)ACRP事務総長が各国代表団を紹介しました。
次いで、満場の拍手に迎えられて登壇したアロヨ大統領に、同国ミンダナオ島で行われた青年事前会議で決議された『ミンダナオ情勢に対する緊急アピール』と宣言文が青年代表から手渡されました。
アンジェル・ラダメオ・フィリピンカトリック司教協議会会長、ルーデス・マスツーラACRPフィリピン委員会委員長のあいさつに続き、潘基文(パンギムン)国連事務総長がビデオを通してメッセージを寄せました。
このあと、明石康・スリランカ平和構築及び復旧・復興担当日本政府代表(元国連事務次長)、フェリックス・マチャド大司教(前バチカン諸宗教対話評議会次長)が基調講演を行いました。
明石氏は「国、地域、個人の利益が複雑にからみ合う今日の世界では、互いの共通の利益を求めることが平和を構築する上で何より肝要」と強調。マチャド師は「すべての人々は平等に尊厳を持った存在として受け入れられなければならない。宗教間対話はその真実への道を促す最善の方策であり、信頼と友情を育むもの」と語りました。
大会は21日まで行われ、アジアが抱える紛争、貧困、差別、教育などの諸問題について討議が重ねられます。大会には立正佼成会からも正式代表の庭野光祥次代会長はじめ約50人が参加しています。
なお、本大会に先立ち、青年、婦人による事前会議がそれぞれ開催されました。

(2008.10.24記載)