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2008年11月16日 世界宗教者平和のための祈りの集いに庭野顧問ら代表が参加

『平和の文化 宗教と文化の対話』をテーマに、聖エジディオ共同体(カトリックの在家運動体、本部・ローマ)主催による「第22回世界宗教者平和のための祈りの集い」が、11月16日から18日までキプロス共和国・ニコシア市のキプロス正教会などを会場に開催され、正式代表として60カ国から約500人の諸宗教者が参加しました。日本から10人の宗教者が参加。本会から庭野欽司郎顧問が出席したほか、畠山友利WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会事務次長が出席しました。 

同集いは1986年、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけにより開催された「世界平和祈願日」集会の精神を継承するため、同共同体が毎年イタリアをはじめとするヨーロッパ各国で開催しているものです。同集会には庭野会長が出席、その後、毎年の同集いには本会から正式代表が参加しています。
今回、庭野顧問は開会式に出席後、22のテーマに分かれて行われた分科会のうち『経済発展と共存の文化--アジアにおける宗教の役割』と題するパネルで発題。アジアで諸宗教が共存してきた根底には自他一体、寛容の精神が存在すると強調したあと、本会の諸宗教対話や「斉家(せいか)」の取り組みを紹介し、「家族が仲良くすることこそ、世界の平和という大きな理想の根本となる」と述べました。
また、「各宗教の祈り」の中で、仏教徒として副導師を務めたほか、宗教者による「平和の行進」に参加しました。

(2008.12.5記載)