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2008年12月05日 リビアでWCRP国際執行委。庭野会長の名代で川端総務局長が出席

WCRP(世界宗教者平和会議)の国際執行委員会が12月5、6の両日、リビア・トリポリ郊外にある世界イスラミック・コール・ソサエティ本部で行われ、立正佼成会から同国際会長である庭野日鑛会長の名代として川端健之総務局長が出席、WCRP日本委事務局から廣田委子総務部長が同行しました。 

会議には、同国際会長ら執行委員が出席。同日本委が主催した札幌での「平和のために提言する世界宗教者会議~G8北海道・洞爺湖サミットに向けて~」などの諸活動が報告されました。この中で川端局長は、G8サミットに呼応した宗教者の取り組みの流れを継承し、来年のイタリアでも宗教者会議を開催する必要性が、同日本委の庭野理事長から示されたことを報告。また、同会議の提言書「札幌からの呼びかけ」の内容に関し、宗教者による実践が不可欠であると指摘がなされました。
これを受け、ウィリアム・ベンドレイ同国際委事務総長は、イタリアの関連団体と連絡を取る意向を表明。レオニド・キシコフスキー同国際委実務議長は、提言書で言及された気候変動に関して、スウェーデン政府の主導で、ルーテル教会が中心となり「ウプサラ宣言」を採択し、取り組みが始動していることを報告しました。
会議ではこのほか、来年5月にニューヨークの国連本部で高レベル宗教指導者サミット並びにWCRP国際委の国際評議員会、世界諸宗教評議会を開催することが提案され、基本的に承認されました。
また、川端局長は4、5の両日、国際執行委員会の他のメンバーと共にアフリカ諸宗教指導者評議会(ACRL)の第2回大会に参加しました。

(2008.12.19記載)