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2009年02月07日 「新任社会福祉専門担当者教育」開催

◎ 「新任社会福祉専門担当者教育」(主管・教務局社会貢献グループ)が2月7、8の両日、第一団参会館で行われ、23人が参集しました。  

同教育は、仏教精神をもとに、教会内の人材や自治体のサービスなど地域の社会福祉資源を活用し、人に「安心と希望」を与えられる資質を身につけるものです。同時に、支部長や主任と協力し、手どり、法座を中心とした会員の救済に福祉の面から取り組む人材の育成を目的としていまなす。
7日、『佼成福祉の基本理念』と題して保科和市同グループ次長による講義が行われました。保科次長は、本会が目指す福祉活動の基本理念を示し、その中心となるのは"人"と強調。「仏性の発露として福祉活動を行い、触れ合う方々の仏性がさらに開かれていくような活動を目指しましょう」と受講生に期待を寄せました。
翌8日には、下岸幸子・東京教育専門学校専任講師が『社会福祉概論』を解説。「福」も「祉」も幸せを表す言葉であると伝え、社会福祉の思想と実践の歴史および法制などについて説明しました。また、相談者に自分の価値観を押し付けてしまう危険性を指摘し、「自身の価値観や考え方の傾向を自覚することが大切」と言及。「相談者一人ひとりの考えや生活を大切にして、援助していくことが社会福祉を担っていく皆さんの大きな役割」と述べました。
同教育は今後、9月まで全5回が開催される予定です。

(2009.2.13記載)