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2009年03月06日 アフリカへ毛布をおくる運動 4月1日~5月31日 全国各教会で

「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)が、4月1日から5月31日まで実施されます。25年目を迎える同運動に、本会は今年も参画します。
同運動は、貧困や紛争に苦しむアフリカ諸国の人々を支援するとともに、いのちの尊さを認識し、社会に分かち合いの精神を広めることが目的。これまで会員や市民から381万8875枚の毛布が寄せられ、20カ国以上に届けられてきました。
全国各教会では、今年も戸別訪問や街頭でのPRなどを通した収集活動を展開。同運動の精神を伝えるため、さまざまな取り組みが計画されています。
なお、運動期間中に全国から寄せられた毛布は、現地の協力団体を通して紛争や自然災害から逃れた難民、国内避難民、困窮者らに配布されます。

今年度の「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)が、4月1日からスタートします。今年もポスターの掲示やチラシの配布、戸別訪問を通してアフリカの現状を伝え同運動への理解や協力を呼びかける活動が全国各地で展開されます。同運動の概要とともに、現地で毛布を受け取った人の声を紹介します。
実施概要【テーマ】
『みなひとつの大いなるいのちの中に生かされている。だからこそ、心をつなぎ合い、認め合い、支え合ってゆこう』
【目的】
▼アフリカ諸国の人々の苦境を少しでもやわらげるお手伝いをさせていただく▼すべてのいのちの尊さ、つながりを深く学び、自らの心田を耕す▼市民に呼びかけ、共に菩薩行を実践させていただくことによって、社会に同悲・同苦、分かち合いの精神をひろめる
【国内毛布収集キャンペーン】
4月1日(水)~5月31日(日)
【配布対象地域】
ウガンダ、エチオピア、ソマリアなど
※7月に最終決定します
【主催・後援・協力】
▼主催=アフリカへ毛布をおくる運動推進委員会〈構成団体(50音順)=AMDA、JHP・学校をつくる会、日本国際ボランティアセンター(JVC)、立正佼成会〉▼後援=外務省、国連広報センター(UNIC)、国連世界食糧計画WFP協会、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、NPO法人明るい社会づくり運動▼協力=日本通運株式会社【収集する毛布】
毛布を受け取るアフリカの人々に不公平が生じないよう、以下の通りご協力をお願いします。▼シングルサイズ(140センチ×200~210センチ)以上に限ります▼二重毛布はお受けできます▼船で輸送する間に虫が発生する可能性があるため、使用した毛布は必ずクリーニングに出すか洗濯をお願いします。新品やすでに洗濯済みの毛布はそのままで構いません
※新たに購入した毛布を提供して頂く必要はございません
【受け付けできない毛布】
▼破れた毛布、穴のあいた毛布、古くて汚れた毛布は受け付けできません▼綿毛布は、他の毛布より薄いためお断りしています▼毛布以外のもの(古着、布団、夏掛け、タオルケット、シーツなど)は受け付けておりません
【海外輸送協力金の呼びかけ】
集められた毛布は、日本の港を出発してアフリカまで船で運ばれ、現地の人々に手渡されるまで900円の輸送費がかかります。毛布提供者が本会会員以外の方の場合、毛布1枚につき900円を協力して頂くよう、呼びかけをお願いします。900円は、過去の実績から割り出された金額です。さらなる負担となるかもしれませんが、輸送費を協力して頂くことで、毛布提供者のより大きな真心がアフリカの人に届くことになります。一般市民の方にアフリカへの理解を深め、意識を高めて頂くためにもぜひ呼びかけをお願いします
※平成18年から、海外輸送協力金のみの協力も受け付けています。毛布提供者が本会会員の場合は、すでに本会一食(いちじき)平和基金を通して海外輸送協力金に協力して頂いておりますので、改めての協力はお願いしておりません
【海外輸送協力金の振込先等】1.ゆうちょ銀行、郵便局からの払込▼口座名義=アフリカへ毛布をおくる運動事務局▼口座番号=00110-6-351756
2.他の金融機関からの振込▼口座名義=アフリカへモウフヲオクルウンドウジムキョク▼ゆうちょ銀行〇一九(ゼロイチキュウ)店 当座 口座番号=0351756
☆締め切り=1、2とも集計の関係上、8月31日(月)までにご送金ください
※協力者が自身で送金する際には、別途手数料がかかります。また、同運動推進委員会では、海外輸送協力金の領収書は発行しておりません。同銀行、同局の払込取扱票が領収書となります。なお、同銀行、同局から払い込む場合、払込取扱票の「ご依頼人」欄に住所・氏名を記入して頂くと、その方へは報告書を兼ねたお礼状をお送りします。その他の金融機関をご利用の場合でお礼状を希望される場合は、同基金事務局までお問い合わせください
【倉庫受付期間】
4月1日(水)~6月5日(金)
※土・日・祝日は休み。6月5日必着
【毛布送付先】
〒230-0054 横浜市鶴見区大黒埠頭15番地 日本通運大黒国際貨物センター「日通 大黒毛布係」電話045(503)2222
※土、日、祝日は休み。昨年から、トラックなどで日本通運倉庫に直接毛布を持ち込むことはできなくなりました。ご注意ください
【毛布の輸送と配布】
7月以降、毛布を載せた船が順次アフリカ各国へ出航し、約1カ月後、現地の港に到着します。さらに1、2カ月の内陸輸送を経て、配布を担当する現地NGO(非政府機関)や国連機関などを通じて現地の人々に手渡されます
【問い合わせ先】
教務局社会貢献グループ内「一食平和基金事務局」(担当・佐藤、前田)
電話03(5341)1034
【ホームページアドレス】
http://www.mofu.org
配布地からの声

「私たちの地域では、一昨年の大雨で農作物が壊滅的な被害を受け、今なお、とても厳しい状況にあります。しかし、時間や労力を使って私たちのために来てくれた日本の皆さんの温かさに触れ、私は一人ではないのだと感じました。この毛布は子供たちのために使わせて頂きます」(モザンビーク)     ◇

「友人である日本の皆さんが来てくださるということを聞き、足と腰の痛みに耐えながら、杖(つえ)をついて配布所に来ました。初めて日本の毛布を手にし、こんなにうれしいことはありません。皆さんから頂いた愛を、家で待つ9人の家族に伝えます」(モザンビーク)     ◇

「私は視力を失い、頂いた毛布を見ることはできませんが、皆さんの真心は十分に伝わってきました。神のご守護がありますよう皆さんの幸せを祈ります」(モザンビーク)     ◇

「出産時、私は子供をくるむ物を何も持っていませんでした。子供は一晩中泣き、しばしば病気を患いました。毛布を頂いてからは、子供はよく眠り、以前よりも健康になりました」(ウガンダ)     ◇

「これまで毛布を買う余裕はなく、夜になると身体の具合が悪くなっていました。しかし、毛布を受け取ってから少しずつ体調が良くなりました」(ウガンダ)

メッセージをつけよう!毛布にメッセージやイラストを添えると、毛布を受け取るアフリカの方々に喜ばれます。
布にメッセージやイラストを書き、毛布に縫い付けてください。布の大きさや色に決まりはありません。
【英文・メッセージ例】
Love and Peace(愛と平和)
Thinking of you(あなたのことを思っています)
Always with you(いつもあなたと一緒です)
Praying for peace(平和を祈ります)
We are one family(私たちは家族です)
Praying for your happiness(あなたの幸せを祈っています)
※無理のない範囲でご協力ください

(2009.3.6記載)