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2009年03月16日 庭野会長、高野山金剛峯寺を訪問

庭野会長は3月16日、和歌山県の高野山金剛峯寺を訪問し、高野山真言宗管長で同寺座主の松長有慶師と懇談しました。同寺教学部次長の倉岡弘叔師、本会の川端健之総務局長、金森弘安和歌山教会長らが同席しました。

松長師は昨年4月、全日本仏教会会長に就任。同7月のWCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会による「平和のために提言する世界宗教者会議」では名誉顧問を務めました。
庭野会長は懇談の冒頭、G8サミット参加国首脳に手渡した同会議の提言書に対し、英国政府から返信のあったことを改めて報告。松長師は「宗教者が手を携えていかなくてはいけない時代になってきています」と話し、同会議の成果を共にかみしめました。
松長師は1970年代、ネパールやインド、また西チベットのラダック地方で調査を行い、曼荼羅などの密教文化を日本人に広く知ってもらう先き駆けとなったことでも知られています。懇談では、当時の思い出や、禅が世界の人々の関心を集めていることなどが話し合われました。
庭野会長は懇談に先立ち、同寺宗務総長公室課長の藪邦彦師の案内で、奥の院弘法大師御廟(ごびよう)に参拝しました。

(2009.4.3記載)