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2009年03月27日 「第2回世界佛教フォーラム」

「第2回世界佛教フォーラム」(中国佛教協会、台湾国際佛光会、香港佛教連合会、中華宗教文化交流協会共催)が3月27日から4月1日まで、中国江蘇省無錫市と台湾台北市で開催され、約50カ国から1700人の仏教者が集いました。テーマは『和諧世界、衆縁和合』。日本からは日中友好宗教者懇話会の持田日勇会長(日蓮宗本山藻原寺貫首)らが参加、立正佼成会から篠崎友伸・中央学術研究所所長が出席しました。

同フォーラムの開催は2006年4月、中国浙江省での第1回に続き2回目です。仏教の国際的・地域的交流、宗派間の融和、文明の調和、社会の和睦などについて意見発表や分科会討議が行われ、仏教者の現代的な役割が確認されました。
篠崎所長は台北市で行われた『仏教における宗派の融合』をテーマにした分科会で発表。『庭野日敬開祖の平和思想と法華経観』と題し、宗教協力の歩みや一乗思想、仏性礼拝行などを解説しながら、庭野開祖の精神性とそれに基づいた行動を詳述しました。

(2009.5.8記載)