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2009年04月10日 「青年教育体系」今年も活発に

平成21年次の「教団目標」の一つである「青少年育成の更なる充実」「信仰豊かな青少年菩薩の育成--法座の充実と教育体系に基づく教育の推進」が掲げられた「青少年育成方針」を受け、今年も全国各教会やブロックごとに「青年教育体系」(第一~第四課程)を主とした青年部員による法華経研さんが活発に行われます。 

「青年教育体系」の実施は『大志プロジェクト』の一環であり、入部登録の推進と連動して各教会、ブロック単位などで現在も熱心に進められています。
仏教真理を段階的に、一貫した教育体系の中で学ぶことができ、部員一人ひとりの実情に応じた学習機会が提供される「青年教育体系」。初心の部員を対象にした第一課程から、トップ幹部(特別幹部)を対象にした第四課程までが設けられているのが特徴です。研修では各課程ごとの『学習ノート』と、『一乗ブックレット 開祖さま会長先生 ご法話』(第二課程のみ)が教材として用いられています。
現在、各教会やブロックごとに約一年の期間で第一、第二課程を、本部主管で第三、第四課程をそれぞれ実施。受講者は、第一課程では仏教の「根本義」を、「リーダー」対象の第二課程では第一課程での学びを深めるかたちで庭野日敬開祖、庭野日鑛会長の法話を基に家庭や職場、日常生活の中での仏教真理の具体的な展開、正しいものの見方、考え方を身につけることを目的に学習に励んでいます。
また、幹部対象となる第三課程では、『法華経』各品の詳細な研さんが行われ、布教伝道を担う法師の自覚を高めることが目的です。第四課程は、布教伝道の先頭に立ち、研修講師や人材育成に取り組めるトップ幹部向けの教育が提供されています。
各課程の修了者には庭野開祖、庭野会長の写真と共に、修了者へのメッセージとして法話が掲載された「修了証」が青年本部から授与されています。「授与式」をご命日式典などの式次第に盛り込み、サンガぐるみで青年の学びを支援している教会も少なくありません。一方、第二、第三、第四課程の修了者が第一課程の講師を務める教会が増加したほか、教育体系受講への参加の誘いが手どり、導き活動の活発化につながっている教会も多く、「青年による救い救われの展開」が着実に広がっています。
昨年、教団創立70周年を記念して実施された「青少年 本部参拝」(全18回)を通じ、参加者たちは一層の教えの研さんと布教伝道への邁進(まいしん)を誓願。リーダーらによる参拝後の取り組みとして手どり、導き活動なども熱心に展開されていることから、本年の「青年教育体系」の更なる広がりに大きな期待が寄せられています。

(2009.4.10記載)