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2009年04月05日 独の宗教対話研究グループ一行が来会

ドイツの宗教対話研究グループの一行26人が4月5日から8日まで立正佼成会を訪れました。

今回の来日は日本文化に触れるとともに、日本の仏教徒やキリスト教徒と交流し、「宗教と平和」「人間の将来」などについて対話を図ることが目的です。一行を引率した平田正信ドレスデン大学講師はかつて西ドイツの宗教対話センター事務局長を務めており、1990年4月に同センター理事長(当時)のディートリッヒ・マン博士と共に本会を訪れ、庭野開祖と鼎談(ていだん)しました。そのような関係から今回の来会が実現しました。
5日午後、大聖堂正面玄関前で渡邊恭位理事長が一行を出迎えました。渡邊理事長は本会の沿革、「法華経」の象徴である蓮華の花の特徴などを紹介し、歓迎の意を表しました。このあと一行は、大聖堂、一乗宝塔に参拝、開祖記念館を見学しました。
6日午前には、佼成図書館視聴覚ホールで学林本科生らと交流。冒頭、篠崎友伸学林学長が、法華経の「一乗」の教えに基づく庭野開祖の信仰と精神に触れ、菩薩行を通して、誰もが仏になれることを説明しました。廣中成匡学林学務グループ次長が人材育成機関の学林について解説したほか、保科和市教務局社会貢献グループ次長が本会の社会福祉活動を紹介しました。
8日午前、大聖堂での「降誕会」式典に参列後、一行は法輪閣ロビーで庭野日鑛会長と面会。この中で、庭野会長が1988年4月に英国で開催された「グローバル・フォーラム」に出席した際に西ドイツ・フランクフルトにあるキリスト教のセミナーハウスを訪れ平田師と懇談したことを述懐。二人はマン博士とも懇談した当時を振り返り、再会を喜びました。

(2009.4.17記載)