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2009年04月10日 「バターン特別平和使節団」が帰国

4月5日からフィリピンを訪問していた平成21年次「バターン特別平和使節団」(団長・酒井教雄参務)の一行7人が10日、帰国しました。

一行は6日、バターン州バガクの日比友好のシンボルであり、世界平和の祈りを込めて建立された「フレンドシップタワー」を訪れ、本会一食平和基金が支援するBCYFI(バターン・キリスト教青年財団)の奨学金プログラムの奨学生とともに記念式典を開催。慰霊供養を行ったあと、「平和の鐘」を鳴らし、世界平和を祈念しました。
翌7日には、第二次世界大戦の犠牲者を悼む国家行事「バターン・デー」式典に参列しました。
このほかマニラでは、在フィリピン日本大使館の桂誠特命全権大使を表敬訪問し、30年以上にわたる本会と同国の交流の歴史や、本会一食平和基金などを通じて展開している平和活動について報告しました。また、WCRP(世界宗教者平和会議)国際評議員を務める酒井団長は、WCRPによるミンダナオ島の紛争解決に向けた取り組みについても説明。桂大使は宗教者の働きに期待を寄せました。

(2009.4.17記載)