News Archive

2009年05月09日 第7回アイラブ団参開催

「耳の不自由な会員・未会員」を対象とした「第7回アイラブ団参」=主催・アイラブ団参実行委員会、主管・教務局社会貢献グループ=が5月9、10の両日、大聖堂や法輪閣第五会議室などを会場に開催されました。付き添いや手話通訳のボランティアを含めた89人が参集。参加者は10日、手話通訳の行われた「脇祖さまご命日」式典に臨んだほか、法座や交流会を通して親睦(しんぼく)を深めました。また、9日に実施された「アイラブ団参の集い」では、庭野光祥次代会長が「お言葉」を述べました。

今年のテーマは『自分らしく輝いていますか!! 笑顔で輝くためには!?』。9日、法輪閣第五会議室で行われた「アイラブ団参の集い」では、参加者を代表して実行委員長がミニ説法。12年前に聴力を失った葛藤(かっとう)やボランティア仲間の言葉に支えられた体験を紹介しました。
続いて光祥次代会長が登壇。実行委員長の説法に触れながら、「私たちはそれぞれ、得意なことや苦手なことがあります。それを一つひとつポジティブに見て、前向きに生かすと豊かな人生が歩めると、開祖さまから教えて頂いています」と述べ、失敗や成功を繰り返す日常の中で、生きがいを持って生きていくことの大切さを強調しました。その上で、「これからも、アイラブ団参に多くの方が前向きなうれしい気持ちで参加されることを祈っております」と語りました。
このあと参加者は、一乗宝塔に参拝し、第二団参会館に移動。夜間プログラムの「ふれあい法座」では、手話を介して活発に意見が交わされました。
翌10日は、大聖堂で行われた「脇祖さまご命日」式典に参列。手話通訳とプロジェクターを通じて庭野日鑛会長の法話や体験説法、講話に触れ、それぞれに学びを深めました。
午後には、法輪閣第五会議室で大法座と「交流会」が実施されました。大法座の冒頭、参加者の一人が帯状疱疹(ほうしん)の痛みを抱えながら団参に参加したことを発表。「病気のおかげで多くの支えにも感謝できます。今日こうして皆さまと一緒に教えを学ぶことができて本当にありがたい」と団参を通しての思いを紹介すると、他の参加者からも、再会できた喜びや励まし、行程を通しての学びが伝えられました。また、「交流会」では、グループごとに感想が発表され、参加者は来年の再会を誓いました。

(2009.5.15記載)