News Archive

2009年06月05日 開祖記念館が第3回公開講座

開祖記念館が主催する「第3回開祖記念館公開講座」が6月5日、セレニティホールで開催され、184人が参加しました。

同記念館は平成18年6月4日、庭野日敬開祖の生誕100年を記念し「開祖の人柄、功績、教えの神髄を伝える」ことを目的にオープン。開館1周年の平成19年から毎年1回、公開講座が催されてきました。
当日は庭野皓司館長のあいさつに続き、本会の国際室長、秘書室長を歴任し、庭野開祖の国内外での公務などに随行した根津益朗・元副理事長と、1977年から6年間にわたる「立正佼成会史」の編纂(へんさん)、さらに昨年まで庭野開祖の事蹟調査研究にあたった大隅和雄・東京女子大学名誉教授による講演が行われました。
『弟子たちの心の中の開祖さま』と題して講演に立った根津元副理事長は、庭野開祖と本会草創期の教団幹部との触れ合い、諸宗教者との出会いに触れ、それぞれの心の中で生きる庭野開祖のエピソードを紹介。その上で、庭野開祖から学んだことの多くは「まごころ」と「一生懸命」の二つに集約されると述べました。「開祖さまはひたむきに実践され、徹底してこの二つをお示しくださいました。そして、開祖さまの『まごころ』と『一生懸命』が通じない方は世界中に一人もおりませんでした。私たちは開祖さまと同じようにはできませんが、自分なりに一生懸命、まごころを込めて努力することはできると思います」と恩師の姿をかみしめました。
続いて『日本宗教史における庭野開祖』をテーマに講演に立った大隅名誉教授は、庭野開祖の宗教活動に言及。さまざまに存在する宗教や宗派の壁を越え、宗教協力を推進した日本の宗教史上の功績を力説しました。また、その背景として、庭野開祖が幼少期にさまざな神仏を拝み大切にする暮らしを送ったこと、真に幸せになることができる人生の法則を求めて宗教的遍歴を重ね、法華経に巡り合ったことを挙げ、すべてを包摂(ほうせつ)するという法華経の教えが「宗教協力の基礎になっているのだと思います」と述べました。

(2009.6.12記載)