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2009年07月06日 WCRP日本委が「難民支援緊急キャンペーン」に支援金

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会は7月6日、5月から9月まで行われる「難民支援緊急キャンペーン」に対し、平和開発基金からの支援金200万円を寄贈しました。当日は、同キャンペーン実行委員会のメンバーである石川えり氏(特定非営利活動法人「難民支援協会」事務局長)が同日本委事務所を訪れ、畠山友利事務次長から支援金(目録)が手渡されました。

今回の支援は6月25日の「第105回理事会・第101回評議員会」で決定されたものです。日本国内で難民申請者数が急増している一方、難民認定までの期間、彼らの多くが困窮状態にあることを踏まえ、最低限の生活を支援するために実施されました。
懇談の中で石川事務局長は、同キャンペーンへの支援に謝意を表したあと、路上生活を余儀なくされるなど難民の置かれた厳しい状況を説明。「私たちのもとにも、生活に困窮した難民の切実な声が多く寄せられています」と語りました。
これに対し畠山事務次長は、難民支援に対する政策提言を行う同実行委員会の活動に触れ、「問題の根本的な解決に向けたシステムを確立することが重要」と話し、同キャンペーンの展開に期待を寄せました。
また席上、同実行委員会から今回の支援に対する感謝状がWCRP日本委員会に贈られました。

(2009.7.10記載)