News Archive

2009年07月17日 「菅沼子ども村」7月23日開村

庭野日敬開祖の生誕地・新潟県十日町市菅沼で、夏休みを利用して少年部員(小学4~6年生)を対象に行われる「菅沼子ども村」(主管・青年本部、協力・十日町市、庭野日敬師に学ぶ会)が7月23日からスタートします。昨年は、「青少年 本部参拝」が実施される関係で休村となったため、2年ぶりの開催となります。子ども村は、2泊3日の野外生活を通して庭野開祖、庭野日鑛会長の少年時代を追体験するものです。「菅沼めぐり」や縄ない体験などこれまでのプログラムに加え、今年は新たに「菅沼子ども祭」が実施されます。今年の特徴と併せて松本貢一青年本部長のコメントを紹介します。 

豊かな自然に囲まれた菅沼は、庭野日敬開祖が生まれ育ち、神仏を敬う心や思いやりの心を育んだ郷里です。また、庭野日鑛会長も6歳からの10年間をこの地で過ごしています。今年、「菅沼子ども村」が2年ぶりに開催され、少年部員たちはここで、2泊3日の野外生活を通し、庭野開祖、庭野会長の少年時代を追体験します。互いに生かし合い、生かされ合ういのちに目覚め、生命力を養い、あらゆる場で、自ら喜んで菩薩行ができる少年少女になることが目指されます。
参加者は、2泊3日のプログラムの中で、カレーライスや「菅沼汁」「たっしょもん巻き」などの食事づくりやウオークラリー形式で旧大池小学校や菅沼ご墓所をまわる「菅沼めぐり」に挑戦します。今年は新たに、菅沼の昔ながらの祭事を再現した「菅沼子ども祭」を諏訪神社で開催。地域で伝承されてきた踊りや遊びが体験できるようになっています。
また今回は、菅沼での学びを家庭でも実践してもらおうと、子ども村で守る5つの約束や庭野会長からのメッセージが記されている手帳が配布されます。行程を通しての学びや思い出などを記入できるスペースも設けられ、自由に活用できる一冊です。
12年目を迎えた今年は、8月22日までに全10組が開催され、約1000人の少年部員が参加する予定です。

「子ども村に参加される皆さまへ」

青年本部長  松本貢一

今夏、2年ぶりに「菅沼子ども村」が開村されます。菅沼は、開祖さまが生まれ育ち、幼少年時代を通して信仰心を育まれた場所です。菅沼の空気を吸い、大地に養われた開祖さまは、神仏を敬い、人に親切にするという人間として大切な心を培われました。
参加される少年部員の皆さんは、2泊3日の行程の中で開祖さまが生活されていた当時の暮らしぶりにも触れられるでしょう。開祖さまの幼少時代を追体験される皆さんは、きっと開祖さまのように、人さまのために働くことのできる人間になると信じています。短い期間ではありますが、たくさんのことを学んで頂きたいと思います。
今年はありがたいことに、開祖さまのご子息である庭野皓司生誕地道場長さんが子ども村の村長を務めてくださいます。また、これまでも多大なご協力を頂いてきた地元の十日町市や「庭野日敬師に学ぶ会」の皆さまも、2年ぶりの子ども村を心待ちにしてくださり、ご協力くださっています。心より感謝申し上げます。
現在、趣向を凝らした新たなプログラムを盛り込んだ子ども村の開村に向け、青年本部としても真心を込め、職員や全国のボランティアと共に万全を期した受け入れの準備をさせて頂いております。少年部員の皆さんが2泊3日を楽しく過ごし、心身ともに成長されますことを心から願っております。

(2009.7.17記載)