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2009年09月13日 芳澍女学院 創立15周年記念式典

芳澍女学院情報国際専門学校の創立15周年記念式典「心のふるさと芳澍に帰ろう」が9月13日、普門館大ホールで開催され、創立者の庭野日鑛会長が臨席、在校生、卒業生、教員、保護者ら約400人が参加しました。同式典は、「芳澍」で過ごした日々を共に学び合った仲間と分かち、さらなる精進を誓う目的で実施されました。  

当日は眞田芳憲校長のあいさつ、「芳澍ピースアンサンブルwith芳澍ダンスサークル」によるオープニングパフォーマンスに続き、在校生のメッセージとして16期生、15期生が学生生活の学びや今後の目標を発表しました。次いで、あいさつに立った泉田佳子名誉校長は、同校の人間教育の目標で、校歌の題にもなっている「まろやか」という言葉には女性としての理想の生き方が示されていると紹介。「心がまろやかになっていく」大切さに触れ、「これからますます、仏教精神に基づいて専門分野と心の教育に力を入れ、皆さまとともに私も心田を耕してまいりたいと思います」と話しました。
このあと、『私の証』と題し、卒業生や元職員の代表がそれぞれ同校での生活を振り返り、仲間との触れ合いや寮生活の思い出を述懐。一つ一つの経験がその後の人生に大きく影響していると発表しました。
続いて、庭野会長が登壇。人物をつくるための大事な要素として「貧乏であること」「読書」「母親の感化」という「三か条」を紹介し、「お釈迦さまは信頼される人、尊敬される人、安心される人を『人物』とおっしゃいました。そうした人物をつくるために必要なのは、母親が教える『やさしさ』『温かさ』『思いやり』『協調性』という価値観」と述べました。
また、「これからの21世紀は母性を見直していく時代にきています。そういう意味で芳澍の存在、そこに携わる先生方の存在は計り知れない大きなものです。芳澍がますます発展をして、本当の人間がつくり出され、世のため人のためになるよう、これからも精進をしてまいりたいと思います」と心構えを示しました。
式典のフィナーレでは、庭野会長が登場し、舞台と客席が一体となり『翼をください』を合唱しました。

(2009.9.18記載)