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2009年09月16日 WCRP日本委「第107回理事会・第102回評議員会」

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の「第107回理事会・第102回評議員会」が9月16日、関西学院大学関西学院会館(兵庫・西宮市)で開催され、理事、評議員合わせて52人(委任状提出者含む)が参加しました。立正佼成会から、WCRP日本委理事長の庭野日鑛会長はじめ、同評議員の渡邊恭位理事長、川端健之総務局長、松本貢一青年本部長、国富敬二総務局副局長、菊池宏枝総務局副局長らが出席しました。 

会議に先立ち、全員で関西学院大学西宮上ケ原キャンパス内のランバス記念礼拝堂を訪れ、平和の黙とうを捧(ささ)げました。会議では冒頭、受け入れにあたった同大学の樋口進教授(キリスト教と文化研究センター副長)が、建学の精神や平和のための研究・活動などを紹介しながら、歓迎の意を表しました。庭野会長の開会のあいさつのあと、議事に移り、「平成22年度事業計画・予算案の作成」「寄付行為施行細則の改定」「日本委員会人事」「特別諮問委員会」「WCRP40周年記念事業」などについて審議が行われました。
この中で、森脇友紀子婦人部会部会長(カトリック東京大司教区アレルヤ会会長)の評議員就任が承認されました。また、特別諮問委員会の杉谷義純委員長(天台宗宗機顧問)から新公益法人制度に対する検討の経緯が説明され、同日本委の目指す法人格類型として、公益財団法人が選択されました。これに基づいて、今後の組織改革案が策定されます。さらに、40周年記念事業として「アフガニスタン和解プログラム」「世界宗教者まほろば大会(仮称)」の企画、概要が発表されました。
引き続き、報告事項では、「北朝鮮核実験に対する声明文に関する問題」への対応が示されました。各委員会・活動部会からも報告が行われました。

(2009.9.25記載)