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2009年10月23日 新宗連が広島で「原爆犠牲者慰霊式典」

新宗連(新日本宗教団体連合会)は10月23日、広島市内での平成21年度全国総会終了後、同市内の広島平和記念公園で「原爆犠牲者慰霊式典並びに平和集会」を開催し、加盟各教団の代表者ら約100人が参列しました。立正佼成会から、庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長、渡邊恭位理事長はじめ各総支部の役員を務める教会長らが出席しました。新宗連は、平成17年10月にも、戦後60年に際し、沖縄、長崎とともに同地を巡礼に訪れ、慰霊式典を挙行しています。  

当日は、広島平和記念資料館前から広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)まで参列者が行進し、岡野聖法・新宗連理事長(解脱会法主)、力久隆積・同副理事長(善隣教教主)、保積秀胤・同副理事長(大和教団教主)が同碑に献花を行いました。
原爆供養塔前での式典では、原爆犠牲者の冥福と世界の恒久平和実現を祈念し、全員で黙とうを捧(ささ)げました。続いて、岡野理事長が献花を行い、あいさつを述べました。
岡野理事長は、供養、読経、慰霊の中心に真心を据えることが大切であるとし、「多くのみ霊(たま)の苦難、悲しみを忘れず、その心を心として、今を生きるわれわれ信仰者には、誰にとっても住みよい社会、日本をつくり上げていかなければならない使命がある。『世界平和に貢献しよう』という新宗連のスローガンに従い、み霊の心を子々孫々に伝え、素晴らしい平和国家をつくり上げていきたい」と訴えました。
このあと、参列者全員が献花を行い、追悼の誠を捧げ、平和を祈念。最後に、椎名啓至・新宗連中国総支部会長(本会中国ブロック長)が謝辞を述べました。

(2009.10.30記載)