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2009年10月23日 越後川口教会で「中越大地震5周年復興祈念式典」開催

68人が犠牲となり、12万棟の家屋が倒壊した新潟県中越地震から、10月23日で5年を迎えました。震源地となった川口町を包括する越後川口教会は23日夜、犠牲者の冥福を祈るとともに、多くの支援への感謝と復興への誓いを新たにすることを目的に、「中越大地震5周年復興祈念式典」を教会道場で開催、会員50人が参加しました。  

本震が発生した直後からすべてのライフラインが絶たれた同教会。式典はすべての照明を落とし、道場内各所に置かれたキャンドルの灯のもとで始まりました。
当時を振り返るナレーション、会員代表14人による献灯の儀に続き、本震発生時刻の午後5時56分に参加者全員で黙とう。読経供養が行われたあと、皆で一つの輪を作り、会員の代表の説法に耳を傾けました。
最後に、佐保欽也教会長があいさつに立ち、「皆さんはつらいことがあっても互いに助け合い、周囲を気遣う大切さを身をもって証明してくださいました」と述べ、復興と地域の平安に向け、さらなる精進を促しました。

(2009.10.30記載)